2Dの終章から3DCGの冒険へ
突然の寄り道を
お許しくださいませ。
ものづくり補助金の不合格で
やる気を失ったわけでも
気落ちしたわけでも
ございません。
無駄に人生経験を積んできた
しぶとい中高年は
そんなことでへこたれません。
「ものづくり補助金」の申請は
まだしばらく続くらしく
地元の商工会議所で
アドバイスを受けられれば
次回こそ合格できる!と
根拠のない自信すらあります。
寄り道の理由は
ズバリ!
「ある日犬の国から手紙が来て」の
ライセンスが切れたからです。
この本です↓
遠回しな言い方になりましたが
この本の出版権が
小学館から戻ってきた
ということです。
隠れたベストセラー
と言われていたこの本を
出版社は、なぜ手放したのか?
他の本は一冊も
戻ってきていないのに。
憶測ではありますが
この本は
電子版の契約を結んでいなかったから
なのではないか、と。
この本を出版したのは2009年。
およそ15年前は
契約書に電子版の項目は
ありませんでした。
原作を提供しているマンガをはじめ
他の小学館の出版物は
すべて電子版の契約が含まれています。
紙の本のみだった契約に
電子版の契約が
追加されたケースもありました。
この本だけなぜか
電子版の契約を免れていたのです。
これもまた憶測ですが
私たちが自力で
デビュー作の絵本の電子版を
出版できたからかな?と。
この本です↓
なんとなく
電子版の話がしづらい
と、思われたのかな?と。
コロナの影響もあって
いつの間にか
紙の本と電子書籍は
需要が入れ替わっています。
ひっそり閉店する書店も
後を断ちません。
隣町のTSUTAYA書店で
月遅れの「りぼん」という雑誌に
50%OFFのシールが貼られて
販売されていました。
書店で本が
堂々と半額で販売されている光景に
衝撃を受けました。
紙の本の扱いが
ここまで変わっていたとは。
本音を申し上げると
今回、ライセンスが切れた本も
「ある日犬の国から手紙が来て2」(仮題)と
印象を合わせた電子版を
出版したい希望でした。
電子版の契約をしていなかったので
出版しても大丈夫かな?と。
ですから
補助金申請不合格という
絶妙なタイミングで
ライセンスが戻ってきたのは
そっちを先にやりなさい!
という、お導きではなかろうか。
と、解釈いたしまして
すみません!
寄り道します。
「ある日犬の国から手紙が来て」の電子版を
上巻、下巻、で完結させ
2D(二次元)のお仕事は卒業。
その後は本筋の
犬の国の3DCG化やメタバース構築へ
軌道修正いたします。
一昨年、電子版で
絵本を出版した経験があるから
余裕ですわ〜
と、のん気に構えていたら
とんでもない!
「ある日犬の国から手紙が来て」のような
挿絵が多いイレギュラーな文芸書は
一般的な書籍出版の方法では
作れない感じです。
新たに独学で
覚えなくちゃいけないことが
てんこ盛りでございます。
またしても
立ちはだかるイバラの道。
老いぼれた脳みそをフル回転させ
「ある日犬の国から手紙が来て」が
上巻、下巻、とも
無事にリリースできますよう
がむしゃらに突き進みます。
どうか応援してください。
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