「ある日 犬の国から手紙が来て」バンボと仲間たち
紙の絵本制作奮闘記・作るかどうかわかりません(笑)3
本の裏表紙にバーコードがふたつあるのをご存知ですか?
商品コードとISBNコードです。
商品コードは書店のレジで会計をするとき
店員さんがスキャンしているバーコードです。
金額やら題名やら
その本の情報が埋め込まれている便利なツールです。
もう片方はISBNコードです。
先日いただいた見積書に
補足として書かれていたままを引用いたしますと
ISBNコードは
「販売を目的としたり国会図書館などへの寄贈をお考えでなければ特に付与する必要はありません」
だそうです。
注目ワードは「国会図書館などへの寄贈」です。
ふりかえると
私たちが最初に本を出版してもらったとき
編集の方に「この本は国会図書館に置かれます」
と、教えてもらってビビったことを覚えています。
私たちの本なんかでいいんですか?と。
とはいえ、それはもう嬉しくて嬉しくて
速攻で親に自慢しました。
親のほうがビビってました(笑)
その後…皆さんならどうします?
行ってみますよね国会図書館に。
自分たちの本が置いてある景色を確認するために。
今だったらググれば
住所はおろか
地図で現地まで連れて行ってもらえます。
が、15年前のこと。
ガラケーが最先端で
一家に一冊
電話帳と地図がある時代です。
ちなみにアップルが
iPhoneを売り出したのは翌年でした。
近くの図書館で住所を調べ
国会図書館という聖地へ
地下鉄に乗って大冒険に旅立ちました。
まったくのノープランで
とにかく、行ってみたかったのです。
ちなみに
「入館料はおひとりさま5000円です」
というケースも想定して
一万円札を握りしめていました。
途中で心配になりました。
行っても入れるのか?
そもそも絵本を一冊出しただけの二人が入って良いのか?
15年前、スマホで調べりゃすぐわかるって時代じゃなかったんですよね(笑)
そんな感じでノープランで行ったものですから
到着したと同時に閉館に。
がっくし。
…と、恥ずかしい思い出話を披露させていただき
ますますこの作品が可愛くなってきました。
15年分のエネルギーを蓄えて
新装版が出るのを待っていてくれたような気さえします。
話を戻します。
先に紹介した補足文
「販売を目的としたり、国会図書館などへの寄贈をお考えでなければ付与する必要はありません」
の注目ワードはむしろ
「販売を目的としたり」の部分かも???
どうやら販売目的で本を作るのであれば
ISBNコードが必要になるようです。
ここで15年前にはできなかったググるを使います!
「ISBNコード 取得」サクッと。
すると!!自分たちで取れそうです。
動画もあがっていて
素人にもわかりやすく解説してくださっています。
便利で親切な世の中です。
ついでにクラウドファンディングを
サクッとググってみたら…
今なら手数料40%引きだそうです。
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ぜひ、読んでみてください!
「ある日 犬の国から手紙が来て」バンボと仲間たち
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